飛騨国の一宮として古くから人々の心の拠り所となっている神社です。
「そんな神社で行われる神前式は、今までの結婚式とは違うの？」
など結婚式にまつわる疑問について、水無神社の田口さんに詳しく解説いただきました。
結婚式はもちろん、水無神社に向かう日が楽しみになるような情報をお伝えします。
監修 小山 絵実（コヤマ エミ）
経歴
準ミスインターナショナル日本代表（2004年度）
ミスアース日本代表（2005年度）
女性起業家大賞最優秀賞 受賞（2019年）
日本化粧品検定1級 保有
現在
株式会社ミスコンシャス 代表取締役社長（2012年～）
業界最大級のインターネット専門レンタルドレスショップ「おしゃれコンシャス」を運営しています。
ファッションモデルやアパレルバイヤーの経験もあり、おしゃれコンシャスでは主に商品の仕入れを担当。
TV、新聞をはじめとする100を超えるメディアに出演しています。
長年の経験と培った専門知識をもとに、信頼できるマナー・ファッション・美の情報をお届けします。
アクセス
水無神社は、JR飛騨一ノ宮駅から歩いて8分ほど、車なら高山市内から15分ほど、とアクセスは良好。
車で行く場合は
国道41号線沿いにあるので、車でも行きやすい場所にあります。
駐車場は100台を完備。
事前の予約は不要で、しかも無料なのは嬉しいですね。
国道41号線沿いにあるので、車でも行きやすい場所にあります。
駐車場は100台を完備。
事前の予約は不要で、しかも無料なのは嬉しいですね。
鳥居をくぐると、見えてくるのが杉の御神木。樹齢800年の大杉で、県の天然記念物に指定されています。
杉の他にも銀杏、檜、桂の御神木があり、その中でも銀杏の木は子授け、安産、縁結びの御神樹として信仰されています。
悠久の時の流れと自然のパワーを肌で感じることができるスポットです。
飛驒一宮 水無神社（ひだいちのみや みなしじんじゃ）
- 所在地：岐阜県高山市一之宮町5323
水無神社の神前式
水無神社の神前挙式は参進から始まります。末社の立ち並ぶ回廊を、新郎・新婦家の行列が粛々と進みます。
普段は上がることのできない「拝殿」にて、挙式が行われます。歴史ある神社の拝殿に立つだけで、これから始まる挙式への緊張感が高まります。
水無神社の神前式は、厳粛な雰囲気の中で一つ一つの儀式を丁寧に行う本格的なスタイル。式の間には、水無大神(みなしのおおかみ)をはじめ飛騨国中の神々の前で結婚を誓う「誓詞奏上（せいしそうじょう）」があります。
水無神社ならではのシーンなので、ぜひ注目してみてくださいね。
式が終わるとホッとした様子の新郎新婦。新郎新婦の笑顔が見れる瞬間です。
春は桜、秋は紅葉と四季折々の情景が楽しめるのも水無神社ならでは。「四季の情景とともに挙式の思い出が鮮やかによみがえる」そんな結婚式に出会えるかもしれません。
控室
式が始まるまでは控室で待つことができます。基本的に「花嫁（婿）迎え」をしますが、最近はご両家共に1時間前
しっかり身支度をして、ご準備くださいね。
神社で着付けもOK
神社の別室にて、着付けをお願いすることができます。
ただ、着付けの美容師は自分で手配する必要があるので、着付けをご希望の方は事前に新郎新婦にご相談くださいね。
神社の別室にて、着付けをお願いすることができます。
ただ、着付けの美容師は自分で手配する必要があるので、着付けをご希望の方は事前に新郎新婦にご相談くださいね。
水無神社の見どころ
創立が神代までさかのぼる歴史ある水無神社。水無神社を訪れたら、注目してほしいポイントをご紹介します。
狛犬といえば、タテガミを生やしたライオン(獅子)を想像する方が多いと思いますが、水無神社の狛犬はなんと「山犬（二ホンオオカミ）」。木造と石造りの2パターンの狛犬を見ることができます。
ちょっと変わった狛犬の姿は、一見の価値ありですよ。
神馬舎にある「神馬像」も、ぜひチェックしておきたいポイント。神馬といえば白い馬を想像しますが、水無神社では黒い神馬像を見
黒い神馬像は、江戸初期の名工「左甚五郎」の作と伝わっています
「稲喰(いなはみ)の神馬(しんめ)」と呼ばれ、信仰の対象にも
水無神社の御祭神である「水無大神(みなしのおおかみ)」は健康すべての幸せは健康から、ということで「健康守」はいかがでしょ
その他にも「めでたいご縁が広がりますように」という願いが込め
まとめ
飛騨国の神々の大前で誓う結婚式は、神々の祝福を授けられる瞬間でもあります。特別な時間の中で、ご先祖様や家族への感謝を思うのも貴重な時間。
そんな貴重な時間を感じさせてくれるのも、水無神社での神前式の魅力です。
自然に囲まれた静寂な境内で、本格的な神前式を心ゆくまでご堪能ください。
