「卒業式ではどんな服装を着ればいいの?」
「パンツスーツで出席しても大丈夫?」
「初めて担任になったけれど、これまでと同じ服装でいいの?」
女性教員は男性に比べて服装の選択肢が多いぶん、悩みや不安が尽きないですよね。
この記事では、卒業式にふさわしい女性教員の服装を基本マナーからおすすめスタイルまでわかりやすく解説♪
初めて卒業式を迎える先生や担任デビューで迷っている方も、これを読めば自信を持って当日を迎えられますよ。


監修 小山 絵実(コヤマ エミ)
経歴
準ミスインターナショナル日本代表(2004年度)
ミスアース日本代表(2005年度)
女性起業家大賞最優秀賞 受賞(2019年)
日本化粧品検定1級 保有
現在
株式会社ミスコンシャス 代表取締役社長(2012年~)
業界最大級のインターネット専門レンタルドレスショップ「おしゃれコンシャス」を運営しています。
ファッションモデルやアパレルバイヤーの経験もあり、おしゃれコンシャスでは主に商品の仕入れを担当。
TV、新聞をはじめとする100を超えるメディアに出演しています。
長年の経験と培った専門知識をもとに、信頼できるマナー・ファッション・美の情報をお届けします。
CONTENTS
【卒業式】女性教員の服装基本マナー

多くの保護者がダークカラーで出席するため、教員もブラックやネイビーなどのスーツやワンピースが安心です。
ジャケットのインナーは白を基本に、淡いピンクやブルーなど控えめな色を選ぶと上品な印象に。
露出は控えめに、スカートスーツは座った時にも膝が隠れる丈を選ぶと信頼感のある装いになりますよ。
【担任以外】控えめで動きやすい女性教員の服装
担任以外で出席する先生は、担任より少しフォーマル度を抑えた装いがおすすめ。ネイビーやグレーなど、落ち着いたトーンのスーツやワンピースを選ぶと安心です。
プリーツやシフォン素材などを取り入れると、きちんと感を保ちながら軽やかな印象に。
裏方として動く場面も多いため、動きやすさを意識することも大切にしましょう。
【担任】信頼感を与える女性教員の服装
生徒や保護者の前に立つ担任は、きちん感のあるフォーマルな服装が求められます。袴やスーツ、ロングドレスのどれを選んでも大丈夫ですが、落ち着いた雰囲気を意識しましょう。
袴は生徒より目立たない色柄を、スーツやドレスはブラックやネイビーを基調にすると安心です。
光沢やラメを避け、シンプルなデザインを選べば式典にふさわしい信頼感を与える装いになりますよ。
女性教員がパンツスーツを着るのはOK?
パンツスーツはややフォーマル度を抑えた装いですが、担任以外の先生であれば着用OK◎動きやすさや足元の寒さ対策にも優れており、最近はパンツスーツを選ぶ先生も増えています。
パンツはワイドすぎるとカジュアルに見えるため、ストレートなどすっきりとしたラインがおすすめ。
会場で内履きに履き替えることを想定し、裾が床に付かない丈感を選ぶと安心です。
卒業式で避けるべき女性教員のNGな服装

チノパンやニットなど、普段着に見える服も卒業式には不向きです。
スカートの場合は黒ストッキングを合わせると重く暗い印象になるので、ベージュで上品にまとめましょう。
清潔感を意識し、華美なヘアメイクやネイルは避けてシンプルに整えると式典らしい印象になりますよ。
【担任以外】卒業式におすすめ!女性教員の服装
担任以外の先生は、主役を引き立てる落ち着いた装いを選ぶのがポイント。ネイビーを選べば華美になりすぎず、式典にふさわしい上品な印象に仕上がります。
ここでは、知的さときちんと感を叶えるおすすめのスーツやワンピースをご紹介します♪
【担任】卒業式におすすめ!女性教員の服装
担任の服装は、上品でシンプルなデザインを選ぶと安心。ブラックやネイビーを基調に、スカート丈はふくらはぎ丈〜ロングにするとフォーマル感が増しますよ。
ここでは保護者や生徒からも信頼感を持たれるような、おすすめのスーツやロングドレスをご紹介します。
卒業式にふさわしい上品なアクセサリー
卒業式では、派手すぎず清楚感のあるパールのアクセサリーが基本。幅広い年代の先生に似合い、落ち着いた印象を与えられるので安心です。
胸元にコサージュを添えると、式典らしい華やかさも自然に加わりますよ。
女性教員におすすめのイヤリング
卒業式では、教員は小粒で控えめなイヤリングを選ぶと好印象。大ぶりすぎるものや大きく揺れるデザインは華美になりやすいため、卒業式では避けると安心です。
女性教員におすすめのネックレス
卒業式では、定番のパールのネックレスがおすすめ。1連ネックレスなら清楚で控えめな印象に、2連なら程よく華やかに映ります。
粒は大きすぎないものを選び、落ち着いた雰囲気を意識しましょう。
女性教員におすすめのコサージュ
卒業式には、淡い色味や落ち着いたトーンのコサージュがおすすめです。派手になりすぎず上品に華やかさを添えられるので、保護者や生徒にも好印象◎
上品なコサージュを胸元に添えるだけで、一気に式典らしい装いに仕上がります。
初めてでも安心!卒業式での教員の服装Q&A
大切な卒業式を安心して迎えるためには、事前の準備が欠かせません。ここでは、女性教員の服装や身だしなみに関して多く寄せられる疑問をQ&A方式で解説します。
Q.学校や地域によって服装の傾向は違う?

公立ではネイビーや黒など落ち着いた色が、私立ではやや華やかな装いが好まれる傾向に。
学校によっては独自のルールもあるため、前年度の写真や周囲の先生の服装を確認しておくと安心ですよ。
Q.ヘアメイクのマナーは?

式典の場では「きちんと感」が大切なので、ノーメイクは避けましょう。
きちんと整えることが、保護者や生徒からの信頼感に繋がります。
Q.担任以外の若手教員は黒を選ばない方がいいの?

ただし、フォーマル度の高いロング丈のスカートは担任向けなので避けた方が安心。
心配な場合は、ネイビーやグレーなど深みのあるダークカラーを選んでおけば間違いないですよ。
卒業式の教員の服装はレンタルがおすすめ
年度ごとに立場が変わる教員にとって、毎回スーツを新調するのは大変です。そんな教員には、その時々に最適な一着を選べるレンタルがおすすめです。

豊富なセレモニースーツの中から、立場に合った装いを選ぶことが出来ますよ♪
自分に合った一着を選んで、当日は安心して笑顔で卒業式に出席してくださいね。