直訳すると6月の花嫁、6月の結婚。
ヨーロッパから発祥した言い伝えで、幸せな結婚生活が送れるという言い伝えがあります。
そんなロマンティックな言い伝えを信じ、日本でも6月に結婚式を挙げるカップルも増えてきているんですよ。
ジューンブライドなんて素敵!と憧れちゃいますが、6月といえば日本では梅雨の季節。
そんな季節のお呼ばれドレスにお悩みではありませんか?
梅雨の季節も快適に過ごせちゃうお呼ばれドレスをご紹介します。


監修 小山 絵実(コヤマ エミ)
経歴
準ミスインターナショナル日本代表(2004年度)
ミスアース日本代表(2005年度)
女性起業家大賞最優秀賞 受賞(2019年)
日本化粧品検定1級 保有
現在
株式会社ミスコンシャス 代表取締役社長(2012年~)
業界最大級のインターネット専門レンタルドレスショップ「おしゃれコンシャス」を運営しています。
ファッションモデルやアパレルバイヤーの経験もあり、おしゃれコンシャスでは主に商品の仕入れを担当。
TV、新聞をはじめとする100を超えるメディアに出演しています。
長年の経験と培った専門知識をもとに、信頼できるマナー・ファッション・美の情報をお届けします。
CONTENTS
6月のお呼ばれ 服装選びのポイント

そんな初夏の時期のお呼ばれには「カラー」と「素材」がドレス選びのポイントですよ。
爽やかカラーで見た目から
清涼感を取り入れる!
じめじめとした時期、いつもの黒色ドレスではちょっと重たい気も…。初夏らしくカラードレスがオススメです。
パステルカラーや鮮やかな色物ドレスを選べば素敵な着こなしになりますよ♪
生地はシフォン素材がオススメ!
色だけでなく、生地にも気を配れたら完璧!6月なら軽やかなシフォン素材がオススメです。
風通しも良く◎。
シフォン素材ならじめっとした日でも快適に過ごせます。
羽織りものはショールをチョイス!
いくら暑いからといっても羽織りものは必須。かといって汗じみが心配な初夏の時期ならボレロやジャケットよりもストールをプラスしましょう。
それでは、上の点を踏まえたドレスを一緒に選んでいきましょう!
6月の結婚式にオススメしたいカラー
じめじめとした6月。まずは見た目から涼感を取り入れましょう。
いつもは定番カラーでまとめているあなたも、初夏の季節ならではの涼し気なカラードレスに挑戦してみませんか?
涼しげなブルードレス
見た目も爽やかなブルードレスは初夏の季節にピッタリなカラー。落ち着きのあるブルーは年齢問わずご着用いただけます。
ブルードレスをさらにcheck!
爽やかなミント系カラー
6月のじめじめさの中で涼しげなミントはとても栄える!「爽やかさ」を感じさせるパステルカラーは特に10~20代の女性に人気の高いカラー。
甘くなり過ぎず、フェミニンな女性らしい印象を与えることが出来ます。
まわりの好感度もUP。
大人の気品と華やかさ
グレー&シルバー
グレーやシルバー系のドレスは、黒やネイビーのドレスと違って色が薄いので、光や熱を吸収しづらく見た目にも涼しげな印象に。また他のゲストと色被りの心配もなく、オススメのカラーです。
いつも決まった黒やネイビーのドレスに定着しがちな大人の女性にぜひ。
新たなカラーで、いつもと違った自分を発見しましょう。
軽やかなレースやシフォン素材がオススメ
見た目にも涼しげで軽やかなレースやシフォン素材は、汗も吸収しやすく、風も通すので夏にオススメの生地と言えます。梅雨の時期、万が一雨に濡れてしまってもすぐに乾く優れた面も!
チョット待って!こんなドレスは要注意!
パーティー感もあり、お呼ばれドレスとしても人気のサテン生地のドレス。
光沢感のあるサテン生地はひんやりとしていて良いのですが、吸水性がなく、シミができやすいので要注意!
汗をかいた肌に張り付きがちなので夏場は避けた方が無難です。
パーティー感もあり、お呼ばれドレスとしても人気のサテン生地のドレス。
光沢感のあるサテン生地はひんやりとしていて良いのですが、吸水性がなく、シミができやすいので要注意!
汗をかいた肌に張り付きがちなので夏場は避けた方が無難です。
6月の結婚式
羽織りものはショールが正解!
結婚式では「肩出し」はNGなので、ノースリーブドレスにはボレロやジャケットを羽織ります。ムシムシするから…といって羽織りものなしではマナー違反。
じめじめとした季節は脇回りに熱がこもりやすく、汗ジミの原因に…。
それではせっかくのドレスアップも台無しですね。
そんな時期はジャケットやボレロではなく、透け感のあるストールだと安心。
6月の結婚式!
他にもこんなところに注意して

6月の結婚式、服装以外にも全身気を配って。
特に濡れやすい足元は要注意ですよ。
髪型はおろすよりもアップ
雨の日は湿気が強く、髪の毛も広がりがち。濡れてベタベタした不快感を無くすだけでなく、ダウンスタイルだとお辞儀の際や食事中に下した髪が邪魔になってしまうかも。
綺麗にまとめられた髪型は清潔感もバッチリ!
ハーフアップで参列する方も見かけますが、湿気の多い季節はアップスタイルが正解です!
替えのストッキングを用意
雨の日は、地面の泥や水たまりが跳ねて汚れてしまう可能性もあるので替えのストッキングはマストアイテム!雨が降っていなくても、伝染してしまった時用に予備のものがあると安心です。
靴
せっかくのお呼ばれなのに、会場に着いた時には足元びちょびちょ…それでは残念。会場まではレインブーツで行くのもひとつの手。
さっとトイレに行って履き替えれば◎。
防水スプレー
ドレス自体に防水スプレーをしておくとより安心です。防水スプレーには、「皮革用」「衣類用」など用途が分かれているので、ドレスの素材にあったものを選ぶようにしましょう。
遠方からなら会場で着替えよう
移動距離が長い場合には会場で着替えることをオススメします。着替えはクロークに預けておけば、荷物にもならず安心。
ゲストルームがあるか、事前に確認しておきましょう。
万が一の雨に備えて…
ジューンブライド発祥のヨーロッパと違い、日本で6月は梅雨真っ盛り。しかし「雨が降る」が転じて「振り込む」とされ、雨が降る結婚式は「幸せが振り込んでくる」ことから、縁起がいいとも言われているんですよ。
当日雨だった時の持ちもの、ワンポイントアドバイスをご紹介します。

傘
持ち物はなるべく最小限に…と考えて折り畳み傘を持っていく方もいらっしゃいますが、実際は折り畳み傘よりも長傘がよいとされています。会場についたらクロークに預けてしまうので邪魔になることもありませんよ。
フォーマルな場ですので、ビニール傘も避けた方が良いでしょう。
タオル
会場で用意されていることもありますが、自分でタオルを持っていけばこまめに拭けるし、汗をかいた時なんかもさっと拭けるので一枚は持っていると便利ですね。化粧
雨の日って化粧が崩れやすいですよね。化粧直しを出来るように、最低限の道具は持っていくようにしましょう。
水に強いウォータープルーフの化粧品を使えば崩れにくく◎。
子連れの場合…
雨の日の結婚式に子連れで参加、考えただけでぞっとしますね。お子様は雨が降っていても関係なし。
移動だけで服が濡れてびちゃびちゃになってしまいそう。
会場で着替えさせた方がよいかもしれませんね。
子連れで結婚式に参列するあなたはこちらもcheck!
6月の結婚式。
じめじめとした初夏の時期だからこそ、服装選びも慎重になりますよね。
万が一の雨も幸福の雨に。
忘れられない素敵な一日となりますように。